ゼニゴケ退治にキレダー除草剤を撒いてみました

お庭に群生する、厄介な苔「ゼニゴケ」の駆除に優れた効果を発揮するキレダー除草剤を実際に撒いてみました。 ゼニゴケ退治の一助になればということで実際に枯れるまでの経過をご紹介致します。
ゼニゴケにはキレダー除草剤が効果的
ゼニゴケをはじめ、苔類は雑草と構造が全く異なるため苔専用の除草剤を使わなければ枯れません。中でもゼニゴケは苔・藻類の中でも生命力が強く、繁殖力も旺盛なことから非常に厄介なコケとして有名です。今回はゼニゴケ駆除に効果的なキレダー除草剤を散布してみました。(キレダー4gに対して水2Lで500倍に希釈し、散布しました。)
キレダー除草剤:散布前
散布前の様子です。半日ほど日陰で水はけの悪い場所にゼニゴケが群生しています。破れ傘と呼ばれる茎のようなものを大量に伸ばしていて非常に気持ち悪いです。前日に雨が降ったので色ツヤも良く、元気そう。

キレダー除草剤:散布から1日経過
効果が出ているかウキウキしながらゼニゴケを観察してみるもほとんど変化はありません。色が変わってるように見えますが、単純に昨日より乾燥しているからのようにも思えます。

キレダー除草剤:散布から3日経過
心なしか茎のようなものが萎えているような気がします。おや、と思いよく観察してみると地面にへばり付いている苔の部分が茶色く変色していました。着実に効果が出ているようです。

キレダー除草剤:散布から5日経過
茎の色は未だに青いですが、萎えている部分が多くなってきました。地面の苔も茶色の部分が目立ちます。

キレダー除草剤:散布から11日経過
前日に雨が降りましたが、ゼニゴケは全く元気がありません。茎の先っぽにはまだ青さが残っていますが、茎自体や根元は枯れて縮んでいます。所々緑のゼニゴケが残っていますが、これはキレダーを均一に散布できなかったためと思います。ムラの無いように噴霧器でたっぷり薬液をかければもっとキレイに枯れたかもしれません。

散布前と散布後の比較
無処理区は青々としているのに対し、キレダー除草剤散布区は茶色く萎びていました。地面から苔を剥がす際も、無処理区のゼニゴケがしっかりとへばり付いていたのに対し、キレダー除草剤散布区はボロボロと簡単に剥がすことができました。このことからも、ゼニゴケがしっかり枯れていることがわかります。

除草剤キレダーをまいてみた まとめ
キレダー除草剤によりゼニゴケがしっかりと枯れました。破れ傘と呼ばれる茎よりも、地面の苔部分から先に枯れ始めました。枯れることで地面への接着力が弱まり、簡単に剥がすことができました。今回の散布ではムラがあり、一部緑色の部分が残ってしまった。噴霧器やジョウロでたっぷり撒くのが良さそうです。