液体肥料(液肥) 混合散布

混合散布とは
混合散布とは2種類以上の液肥や農薬、活力剤を混合して施用すること。混合散布のメリットは液肥の組み合わせによる相乗効果にある。
ペンタキープVと鉄力あくあF14の場合
ペンタキープVのALA(5-アミノレブリン酸)と鉄力あくあF14のFe(鉄)とMg(マグネシウム)を合わせて葉緑素をより増やして光合成をより活性化させることができます。また、鉄力あくあF14は微量要素を多く配合しているので欠乏予防にも効果的です。

鉄力あくあF14とホスカルの場合
力あくあF14とホスカルを組み合わせるとCa(カルシウム)、Mg(マグネシウム)、B(ホウ素)、Cu(銅)が組み合わさるので細胞壁(中層組織)が強化され厚い丈夫根や茎に成長します。

混合散布の手順(おすすめ液肥の場合)
従来の高機能液肥では酸性のため混合の順番は決められてはおりませんでしたが、サカタ液肥GBのようにph10の強アルカリ性の液肥もございますので注意が必要となります。
※サカタ液肥GBを混合する場合は強アルカリ性なので中和してから混合をしてください。

おすすめ混合方法
  • 1.原液同士で混合しないでください。(沈殿が生じる場合があります。)
  • 2.サカタ液肥GBは強アルカリ性なのでソイルマスターかバリカタ!の1000倍で中和してから混合してください。(最初に混合してください。)
  • 3.ホストップやホスカルなどの亜リン酸系液肥を混合します。
  • 4.次にペンタキープVを混合します。
  • 5.最後に鉄力あくあF14やマルチケーミンを混用します。
液体肥料(液肥)混合散布 組み合わせ例 ※対象作物:作物全般
育苗〜成長期
ペンタキープV(5000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ネイチャーエイド(500倍希釈)、ホストップ(1000倍希釈)
育苗〜成長期(冬季)、育苗〜成長期
ペンタキープV(5000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ソイルマスター(500倍希釈)、ホストップ(1000倍希釈)
定植前の土壌メンテナンス
マルチケーミン(1000倍希釈)、ソイルマスター(500倍希釈)
定植時の活着促進
ホストップ(1000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ネイチャーエイド(200倍希釈)
定植時の活着促進(上記強化版)
ホストップ(1000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、サカタ液肥GB(1000倍希釈)、バリカタ!(1000倍希釈)、ネイチャーエイド(500倍希釈)
悪天候時の日照不足や生育不良に
ペンタキープV(5000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ネイチャーエイド(500倍希釈)
より作物を丈夫にしたい時に(上記強化版)
鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ホスカル(1000倍希釈)、ネイチャーエイド(1000倍希釈)、バリカタ!(500倍希釈)
夏期の微量要素の補給や作物を硬く締めたい時に
鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ホスカル(1000倍希釈)、ネイチャーエイド(1000倍希釈)
夏の収穫仕上げに
鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ホスカル(1000倍希釈)、ネイチャーエイド(1000倍希釈)
冬の低日照や生育不良、微量要素の補給に
ペンタキープV(5000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ホストップ(500〜1000倍希釈)
冬の寒さ対策に
ソイルマスター(500倍希釈)、ホストップ(1000倍希釈)、サカタ液肥GB(1000倍希釈)、バリカタ!(1000倍希釈)
冬の寒さ対策に(耐寒性の強化に)
ソイルマスター(500倍希釈)、ホストップ(1000倍希釈)
冬の収穫仕上げに
ペンタキープV(5000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ソイルマスター(500倍希釈)、ホストップ(1000倍希釈)
開花・結実期におすすめ
ペンタキープV(5000倍希釈)、鉄力あくあF14(5000倍希釈)、ネイチャーエイド(1000倍希釈)、ホスカル(1000倍希釈)